経営者・リーダーの自己変革と組織の成功を後押しするエグゼクティブ・コーチング


経営者・リーダーの自己変革と組織の成功を後押しするエグゼクティブ・コーチング

みなさん、ビジネスの世界は日々競争がますます激しく,変化が速くなっていっています。

経営者や社長、組織のリーダーにとっては、組織の方向性に対する意思決定に難しさを感じているのではないでしょうか。
自社が成功するためには、経営者・組織のリーダーが、自分の強みを見つけ、意思決定の難しさや孤独感などリーダーシップに伴う精神的なモチベーションを維持しながら、組織をリードするスキルを磨く必要があります。
 
特に、
中小企業・個人事業主として経営する経営者の多くは、現場とマネジメントの両方の役割を担う「プレイングマネージャー」の立場の方が多いのでないかと感じますので、
社長が、経営(マネジメント)に集中的に考え、計画を立てたり、解決策を考える時間を持てているかというが非常に重要になってきます。
しかし、現実はと言うと、多くの方が持てていないのが現状となっているのではないでしょうか。
  
そのような厳しい状況下でも、成果を出している経営者や組織のリーダーが、自身のパフォーマンスを最大化し、持続可能な成功を収めるために活用しているのが、「エグゼクティブ・コーチング」です!
 
コーチングの本場・アメリカのビジネスシーンにおいては、経営者・組織のリーダー約7割がプロコーチと契約し、自身のビジネスのサポート役としているというデータもあるほど、エグゼクティブコーチングは、一般的なものとなっています。

それを一言で表現すると、
経営者(個人事業主の社長も含む)、組織のリーダー専用のコーチング
という訳です。
 
 
「最近、コーチングって言葉を耳にするけど、コーチングってよくわからない」
「コンサルティングとどう違うの?」
「コーチングで何がどう変わるのか、分からない」

そういうお声に対し、
◆コーチングって何なのか?
◆コーチングとティーチングとコンサルティングの違い
◆コーチングの活用方法
◆メリットとデメリット
について、7年間、社長とのコーチングを約1,000時間経験してきた現場目線で率直に書いてみたいと思います。
 
 
 

コーチングとは?

コーチングの語源は、”馬車”を表す古いアングロサクソン語から来ています。
「今居る場所から、行きたい場所に人を運んでくれるもの」という意味です。
 
考え方としてのコーチングは、目指す目的や叶えたい目標のための手段であるということです。
と同時に、その過程を通じて、成長や変革、学習、新たな発見を支援することとなります。

ビジネスの世界でのコーチングとなると、経営者・組織のリーダーが、自己変革と個人や組織の目標の達成に向けて進むプロセスを促進する手法として全世界で活用されています。
 
ひと言で言えば、「人が幸せに生きる選択し、実現する」ことを手助けをするということになります。
 
具体的には、コーチングでは自己認識を深め、目標を明確にし、行動計画を策定します。
実際に、計画したことを行動に移し、行動のふりかえりをしながら、改善、再計画のサイクルを踏み、STEPアップを重ねていくのです。

大切なのは、コーチングが一方向からの指導(ティーチング)ではなく、コーチが問いかけと傾聴により、経営者・組織のリーダーが自ら考え、答えを見つけ出せるような関わりをする点になります。
そのことにより、自身の目標や価値観に基づいて進んでいくことが出来るため、納得感と充実感を感じながら、持続可能な変化を生み出していくことができるのです。
 
 

エグゼクティブ・コーチングとは?

エグゼクティブ・コーチング(社長コーチング)は、
社長や経営者・組織のリーダーの自己変革と成長を促し、組織を成功に導くための特別なコーチングです。
 
それは、例えるなら経営者・組織のリーダーに専属トレーナーがついてくれるようなもの。
 
エグゼクティブ・コーチングの登場人物は、2人が基本形。
つまり、クライアントと言われる経営者・組織のリーダー。
そして、専属トレーナ役としてのコーチ。
 
この二人が、唯一共通する事柄(経営者・組織のリーダーが持つ目的や目標・悩み/課題など)に対し、対話により共に向き合っていきます。
その際、コーチは、伴走役として問いかけと傾聴で、相手に考えることを促し、引き出すかかわりをすることで、新たな気づきや発見をも見出すのです。
経営者・組織のリーダーは、自分の考えをアウトプットしながら、同時に、マインドセットも出来るため、心の整理も進み、ストレスから解放され、広い視野を持ち、主観的な視点客観的な視点で進むことが出来るため、行動をとりやすくなると同時に、成果を得やすくなっていきます。
 
 

コーチングとティーチングとコンサルティングの違い

コーチングとの対比として、よく質問がある「ティーチング」・「コンサルティング」についてそれぞれ対比をしてみたいと思います。
こちらは、私の個人的視点によるものとご了承ください。
 

 
それぞれに特徴があり、良い悪いではなく、対比として捉えて頂くことが良いと考えています。
 

コーチングの特徴

これまでにも見てきたように、コーチングの特徴としては、
コーチからの問いかけや傾聴により、相手が自らの思考を使い考える。
そして、自分としての答えを導き出すサポートをすることです。
コーチサイドの視点から見れば”引き出す”と言うこととなります。
その効果は、自己認識力(=自分を自分として認める、理解する力)を高めたり、思考力を育てることが出来るなどの変化・成長を促す特徴があります。
ただ、、個人の意思決定を尊重する分、時間を要するとも言えます。

では、ティーチングやコンサルティングは、どうなのか。
 

ティーチングの特徴

ティーチングは、先人が営みを繰り返す中で培ってきた智慧を分かりやすく体系化したものを原理原則(基本的な考え方ややり方)、ノウハウとして伝えたり、やり方を伝える(=教える/提供する)こととなります。
まさに、学校の先生はその役割を担っている存在としてはイメージがしやすいのではないでしょうか。
 

コンサルティングの特徴

コンサルティングのキーワードを一言で表現するならば、私は”最適化”とお伝えしたいと思います。
体系化された原理原則や智慧、そして、フレームワーク(=枠組み)を状況に応じてより最小の力で目標や目的が達成できるように道筋を提示することとなります。
新規事業などで戦略立案のする際にノウハウを持っている人が提供したり、メンバー全員の智慧を結集して道筋を作っていく際に効果を発揮する思考方法となります。
 
ティーチングやコンサルティングは、答えを急ぐような状況においては、効果を発揮することとなります。
反して、ティーチング・コンサルティングに頼りすぎると自分で考える思考力を育てる妨げになったり、本質を捉える機会が少なくなり、自己成長・変化と言う点において乏しさを感じることがあります。
 

コーチング・ティーチング・コンサルティングの共通点

これら3つに共通している点をあげるならば、
クライアント自身が、納得をして行動に移せるようになるためのサポート手段であるということ。
 
 
そして、
コーチングも、
ティーチングも、
コンサルティングも、
関わるコーチやティーチャーやコンサルタントはクライアントの成功を心から祈り、伴走している点においては共通しているではないでしょうか。
 
 

コーチングの活用方法

経営者やリーダーがコーチングをどのような視点で活用しているのか気になることと思います。コーチングの持つ利点や性質を踏まえた視点からの活用方法とこれまで現場で経験してきた事例も含め、コーチングの活用方法をご紹介したいと思います。
 
– **アウトプット・棚卸し:**
 
– 日々経営全般において、多くの意思決定が必要な社長・リーダーの皆さま。特に、現場の実務も兼務されている環境では、スピード感が求められる経営において「追われている感」が満載です。思考の棚卸し、整理、意思決定を後押しする場としての活用があります。
 
 
– **計画進捗の検証と改善:**
 
– 短期、中期問わず、意思決定し実践(Doing)している事柄の評価検証・改善、再計画の場としての活用。
 
 
– **目標の明確化:**
 
– 組織(個人事業も含む)である以上目指す目的や目標を掲げる必要はあります。経営理念やビジョンの策定を始め、事業計画の作成の場としての活用。
 
 
– **課題や悩みの共有:**
 
– 経営者にとって課題や悩みは付き物。また、それらは誰にでも言えるというものでもありません。日常の中では語られない本音を語ることが出来る場としての活用。
 
 
– **フィードバックの活用:**
 
– コーチへのアウトプット(自己開示)により返ってくる率直なフィードバックは、自分でも気づいていなかったことに気付くことが出来る発見の場=自己成長としての活用。
 
 
– **自己認識の向上:**
 
– より効果的なリーダーシップを発揮するために、コーチングを通じて、自分の強みや弱みへの理解を深め、自己認識を向上する場としての活用。
 
 
– **効果的なコミュニケーションの習得:**
 
– コーチからの問いかけと傾聴の対話を重ねる事で、社長自身のコミュニケーションスキルのトレーニングとして活用する。効果的なコミュニケーションは組織内外との信頼関係につながります。
 
 
– **計画の策定と実行:**
 
-言いっ放し、やりっぱなしにしないための活用。つい楽な方に進んでしまうのも人間らしさの1つ。コツコツと取り組み続ける仕組みの1つとしての活用方法もあります。
 
 
– **ワークライフバランスの調整:**
 
– コーチングを通じて、仕事とプライベートの最適なバランスを見つける方法を学ぶ場としての活用。バランスが取れた生活はリーダーシップにもプラスの影響を与えます。
 
 
– **挑戦への対応力の向上:**
 
– 新しい次のステージに挑戦したい時、その挑戦の後押しをして欲しい。不確実性の高い時代だからこそ、社長・リーダーとして新たな挑戦が必要な場合があります。
 
 
 
経営には、目的と目標があります。
そして、どうにかして今よりも会社、組織を良くしていきたいと多くの経営者・リーダーが考えていらっしゃると実感します。コーチングは、目的や目標を実現する1つの手段として有効に活用して頂くことをお勧めします。
 
 
 
 

エグゼクティブ・コーチングのメリット

経営者・組織のリーダーにとって、エグゼクティブコーチングのメリットや効果についてとりまとめてみました。
 
 
– **行動量が飛躍的にアップする:**

経営者・組織のリーダーがコーチングで声に出し、話すことで思考が整理され行動がしやすくなるため、コーチング導入前に比べ、行動量が飛躍的に向上します。
 
 
– **思考と意識の変革:**
 
コーチと重ねる対話は、「問いかけ」・「考える」・「アウトプット」、そして、「フィードバック」の連続です。この繰り返しにより、「価値観」や「信条」がアップデートされ、「視点」が多様化することで、経営者・リーダーが大きく成長します。その結果、部下の方々や組織に変革をもたらすこととなります。
 
 
– **目標達成:**
 
経営者・組織のリーダーとは、「成果を上げる人です。」成果とは、約束したことを実現することです。経営者・社長、リーダーは成果を上げて初めて、お客様・社会・地域、社員から信頼をされます。コーチングを活用し、経営者・組織のリーダーが意識と行動を変化させ、約束を守る。そうして会社や組織は、存在を許されることとなります。
 
 
– **社員や部下とのコミュニケーションが改善:**
 
コーチングにおけるクライアント体験は、経営者・組織のリーダー自身のコミュニケーション力を見直す絶好の機会にもなります。トレーニングを積んだコーチのかかわり方には、部下や組織のメンバーとの信頼関係の築き方や引き出し方のヒントが満載です。これにより、コミュニケーション力が劇的に改善されます。
 
 
– **離職率の改善:**
 
入社3年以内に退職を決断した人の退職理由第1位は「上司との人間関係」です。経営者・組織のリーダーがコミュニケーション力をアップさせることで、部下の退職防止につながります。
 
 
– **意欲とモチベーションの向上:**
 
 
経営者やリーダーの意欲とモチベーションは、部下や組織の意慾・モチベーションに直結します。コーチングを活用し、悩みや課題をテーマに取り上げ解決の筋道を立てることで安心感と納得感が得られ、経営者・組織のリーダーの意欲やモチベーションを向上することとなります。

– **ストレス軽減:**
 
アウトプットによる思考の整理は、心の整理になります。ストレスを軽減し、マインドセットすることで前向きに行動に取り組めるようになります。
  
 
 
 

エグゼクティブ・コーチングのデメリット

 
◆時間のコミットメント:
 コーチングセッションには一定の時間が必要であり、これが忙しい経営者にとって課題になることがあります。
 
◆成果が保証されない:
 エグゼクティブ・コーチングの結果は個人や状況により異なり、成果が保証されないことがあります。
 
◆相性の問題:
 経営者・組織のリーダーの方々が人間であるならば、コーチもまた人間です。
 双方において合う、合わないがあります。
 そういったことを踏まえ、体験コーチングで確認をすることは得策であると感じます。
 
◆プライバシーの侵害のリスク:
 コーチングは個人のプライベートな情報に焦点を当てることがあり、これが不適切に扱われるリスクが存在します。
 
◆過度な依存の危険:
 コーチングが非常に有益である場合、経営者やリーダーがコーチに過度に依存する危険性があります。これが解決策ではなく依存症を引き起こすことがあります。 
 
 

エグゼクティブ・コーチング(社長コーチング) ご利用の声

当社「社長コーチング(エグゼクティブ・コーチング)」ご利用の経営者・組織のリーダーの方々から頂いたお声をご紹介します。ここまでお読みいただいて関心を持って頂いた皆さまは、既に導入し、実践されている経営者・組織のリーダーの皆さまの生の声をご参照されて下さい。
↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓
タイトル;「エグゼクティブ・コーチング(社長コーチング) ご利用の声をご紹介いたします」
http://sannet.me/2023/12/26/coaching20231226/
 
 

エグゼクティブ・コーチング(社長コーチング)体験セッション&個別相談会のご案内

社長・経営者、組織のリーダーの皆さまに向け、私どもがご提供していますエグゼクティブ・コーチング(社長コーチング)を体験することが出来る機会をご用意しています。
 
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まとめ

企業・組織の成功の可否は、社長や経営者・組織のリーダーの「あり方」にかかる比重が大きなものとなっています。
しかし、反面、経営者・組織のリーダーは、孤独で、悩みや課題を誰にでも簡単には語ることが出来ずに試行錯誤を繰り返していらっしゃるという状況があるのも事実なのではないでしょうか。
 
 
アフリカのある部族に伝わる“ことわざ”があります。
- If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.
 (早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け)
 
 
経営者・組織のリーダーが、自分自身を成長させることが出来、部下ひとり一人の個々の強みやリーダーシップを活かし、仕事を任せることが出来た時、組織は最強のチームとなり、遠く大きな成果を成し遂げることができる。
このことわざは、今を生きる私たちリーダーひとり一人に向けてそんな示唆に溢れたメッセージを伝えてくれているような気がしてなりません。
 
 
今回、ご紹介したエグゼクティブ・コーチングの活用方法やメリット、デメリットは、経営者、組織のリーダーの皆さまのお役に立つ情報となったでしょうか。
ご自身の自己変革と組織の成果の最大化の手段としてエグゼクティブコーチングを活用・導入するを検討するきっかけにして頂ければ幸いです。
 
 
長文を最後までお読みいただきありがとうございました。