真の意味で、総合的なアプローチをするためには、あらゆる問題に対して、以下のような視点が重要になります。どれか一つでも欠けることは、最終的なアウトプットを阻害することになります。
SANNETは、コーチングを基本軸に、まず経営者様の内面と外面を強化し、グループコーチングで経営者様とスタッフの方々、スタッフ同士の関係性を改善、経営戦略では「ランチェスター戦略」に基づいた思考で、御社の強み、オンリーワンを見出し、『お客様から選ばれる会社』づくりのサポートを致します。
なぜコーチングが必要なのか?
「やろうと思うことはあるけど手がつかない」、
「ぼんやり思い描く理想は持っているけど踏み出せない」・・・
なんだか「モヤモヤ」「モンモン」とした感じがしますね。
「不満だっ!!こんなはずじゃない!!」・・・
こちらは、「イライラ」している感じがします。
「何をしたいのか分からない」・・・
「不安」や「不安定さ」を感じますね。
「今、良い状態♪でも、もっと良くしていきたい」・・・
こちらはすごく意欲が伝わってきます。
さて、これらに共通することがあるように思いますが、それは何だと思われますか?
それは、
『人は皆、成長や変化を願う存在である』と言うことです。
でも、成長や変化、もっと言うと「自分らしさ」とか「本来の自分」になる事に向かう時のその一歩はなかなか出ないものですよね。
そして、このような人が何かを成し遂げたり、本当に叶えたいことに向け一歩を踏み出そうとする時には、その人にしか分からない「躊躇」や「不安」、「恐れ」の感情を巧みに伝える第2の自分のような存在に遭遇し、その第2の自分は、あなたにこうささやくのです。
「そんなことやる必要ないよ」
「ムリムリ・・・、お前にそれをやる力はまだない」
「失敗したらどうするんだい・・・」
正に悪魔のような“内なるささやき”の声です。
望む変化が大きければ大きいほどその声は巧みにあなたにささやきかけて来て、あなたに「迷い」や「躊躇」を与えるのです。
そんな時に、あなたの「不安」や「モヤモヤ・モンモン」とした気持ちを聴き、共に味わってくれる、また「やる気」になっている充実した気持ちを認め、更に価値観をあぶり出し何のために成長するのかを聴きだしてくれる存在。
必要な時にそっと背中を押したり、見守ってくれる存在がいるとしたら、どうでしょうか?
そんな存在が「コーチ」だと私たちは思い、活動をしています。
そして、私たちがパートナーとして考える経営者の方々の日常にそんな存在がいるとしたら、それはいかがでしょうか?
コーチの存在は、あなたの中にもともとある本当の姿をコーチと共に呼び起こし、望む変化に向け「発見」と「気づき」を得、あなた自身が「選択」をしていくことに寄り添い、それを見届ける存在です。後にも触れますが、そういった関わりの事を「コーチング」と呼び、そのコーチングの本質は正にここにあるのです。
コーチの役割は、ただあなたの内なる“本質”に焦点を当て、あなたにそれを思い出させ、行動をするのかしないのかの選択を手助けする役割なのです。
では、経営者が自分に「気づき」や「発見」を得、「選択」しやすくなると会社はどうなるでしょうか?・・・・・
その1つの答えとしては、より素早く「意思決定」が出来るようになると言うことかもしれません。それも、経営者の大切にする価値観や目指す方向に基づいてです。それはまるで「PDCAサイクル」を使って業務改善や品質向上をするのと同じように、たくさん「PDCAサイクル」を回すことが出来るようになることを意味していて、その“企業にとっての正解(=目指すべきあり方)”にいち早く辿り着くことが出来ると言うことを表しているのではないでしょうか。
経営者の方々がコーチングを活用する目的としては、
・向かうべき方向性(=ビジョン)を明らかにしたい。
・自社の社会的役割(=理念)を明らかにしたい。
・経営に推進力を付加したい。
・漠然と付きまとう不安やモヤモヤを解消し、意思決定や行動を起こし易くする。
と様々です。
いずれにしても、経営者の皆様の想いが今よりも「自社を良くしていきたい」「社員を幸せにしたい」「社会に貢献する企業づくりをしたい」などだとすると、自社の為に「自分だけの時間を作り」、「自分の想いを言葉にし」、「自分と向き合い価値観と出逢い」「向かう方向を見定め」「進めたり、修正をしていく」ためのプロセスが存在してもいいのではないかと考えますし、経営を理想の状態に近づける手段としての選択肢としてあってもいいのでないかと考えます。
税務の専門として税理士や公認会計士。
法律の専門として弁護士。
人事労務の専門として社労士を付けることと同様に、経営者の皆様がスピード感や躍動感、明るさを持って経営に向き合い、『ご自分なりのリーダーシップ』を発揮し経営に臨むためにコーチングをうける(=コーチを付ける)ことはごく自然なあり方だと私たちは考えます。
コーチングとは?
人は、多かれ少なかれ自分自身の人生や生活の中で「何かを変えたい」と願っていたり、「もっと成長し何かやりがいを見つけたい」と願う存在なのです。つまり、より充実感に満ち溢れ「自分らしい姿」で日々を送ることに意識を向けていると言えるのです。
コーチングの語源
そのことを前提にコーチングを語幹である英単語の「coach」の語源から紐解くとこのような事が言えるのではないでしょうか?
その由来は、中世の頃に遡ります。ハンガリーに活発な貿易中心都市「コチ」と言う町がありました。この地には馬車が日々たくさん乗り入れられ、自然とこの地では馬車が作られるようになりコチの馬車がとても快適で粋な洗練された移動手段な乗り物であると有名になりヨーロッパ全土へと広がったのです。そのことから発展し、コーチングは人を目的地まで連れていく手段であるだけでなく、最善の、そして最も洗練された旅(=人生)の手段と捉えられるようになりました。
では、この語源より具体的にまとめてお伝えするとするならば、コーチングとは、『目的のための手段であり、目的そのものではありません。人々が幸福で充実した生活を送り、自分の可能性を見出し、実現し、最大限の成長を果たす手助けをする手段』と言えるでしょう。
コーチングとは…
”コーチングとは、「発見」と「気づき」と「選択」をもたらすことである。”
それは、単に「課題や悩みの解決」や「目標達成」に留まらず、冒頭お伝えしたように人は自分自身の「変化」や「成長」を願い、自分らしく「自分の道」を歩むことを望んでいます。そして、その為にコーチングは、”人々が自らの力で答えを見つけ出し、人生に豊かさと変化をもたらすような選択を繰り返すことによって自らの道を歩むことができるよう、効果的にサポートするための手法なのです。”
*引用・参考書籍;「コーチング・バイブル 第3版」(P10より)
コーチングを受ける/コーチを付けるメリット
では、
日常に・・・
経営に・・・
コーチと言う存在を置くメリットはどこにあるのでしょう?
- たった一人きりの安心安全な場(=時間/環境)が確保される
- その事により、頭の中にしかなかった言葉が声として外に発せられる(自己開示)
- コーチの存在により自分以外の新たな視点が生まれる
- コーチからのフィードバックにより自分の状態を客観的に知ることが出来る
- 自分の自己開示とコーチからのフィードバックにより自己理解が進む
- 発見と気づきから新たな選択(=行動)が生まれる
- より納得感を持って行動に移すことが出来る
- 「行動した」・「行動しなかった」の結果が単なる結果として終わらない
このようなコーチとの繰り返しが継続的に起こることで、お一人お一人が自らの中にある答えを自らの力で見つけ出し、ご自身にとって本当に豊かで充実感ある日々に変えていく事が出来るのです。
実際のコーチング
実際のコーチングは、どのようにして行われるのでしょう?
それは、クライアントであるあなたとコーチが「1対1」の対話を行う所から始まります。この場合、電話 or Skypeが主な手段となります。
*ご要望により「対面」(条件付き)での対話もお請けすることも可能です。
そして、この対話のことを「コーチング・セッション」と呼びます。「セッション」とは、「複数の人間で行う活動」と言う意味があり、コーチング・セッションは、正にクライアントとコーチで行う活動(=対話)と言う事になります。
コーチングにおけるクライアントとの関係性
コーチングにおいてまず大事にしたいことは、クライアントとの「関係性」です。
言い換えれば、クライアントとコーチとの関係づくりと言うことです。
それは、あなたとコーチが“対等な関係”であるところから始まるのです。
コーチングにおいて、良い結果が得られるかどうかはコーチ一人の力によるのではありません。どちらか一方がと言うのではなく、クライアントとコーチが“対等”に、そして互いに協力し合いながら、クライアントが望むべき変化や気づきを手に入れるための最適な関係を築くことにあります。
したがって、私たちは、お一人お一人に合ったやり方や進め方を逐次話し合いながら、時に修正しながら関係を作り上げていきます。
私たちは、それほどクライアントとの「関係性」を大事に考えています。
*参考書籍;「コーチング・バイブル 第3版」(P32・33より)
コーチングに託された私たちの願い
コーチングに託された私たちの願い。それは、人はどんな状況にあっても自らの力で立ち上がり、また一歩一歩「自分の道」を歩み続けていく強さや可能性がいっぱい詰まった存在であると信じているところです。
“出来ないからやらないのではないですよね”
“出来ないからこそ、むしろやるのですよね”
お一人お一人は自分が思っている以上に、「強い」存在なのです。
「一度きりの人生、希望や可能性にかけてみる、信じて追いかけてみる、それくらい価値のある人生なんですよ!あなたの人生!!」
良い事ばかりではないかもしれないですが、時を積み重ね、「握り続け」手放さずにいれば、きっと叶う時がくる存在であると私たちは信じています。
コーチとのコーチング・セッションも大切なのですが、本当に大事なのは、セッションとセッションの間、つまり「日常」です。コーチング・セッションで現れた「発見」「気づき」「選択から決めた行動(時に「行動をしない」と言う選択もあります)をどれだけこの「日常」で実践し、自分自身で感じるかが本当に大事なのです。
そこでは、うまくいかなかったり、失敗してしまったりすることもあるかもしれません。そして、それを行動に移すことは本当に勇気や覚悟が要ることです。しかし、そこに本当の「気づき」や「発見」があり、実践し体感することで「血肉」となっていく、正にあなたの「本質的な変化」を呼び起こす源泉があるのです。
このようなことが、私たちがコーチングを通じて人に向けて込めた願いであり、私たちのコーチングでは、日本中の「常に不安やモヤモヤと向き合う事業後継者&20~40代の2代目経営者が、自分の道を見つけ、希望や可能性を信じ、本当の自分を取り戻す」事に想いを乗せて、コーチングをご提供させて頂いている理由なのです。
グループコーチングとは?
御社の会議や打合せは、本当の意味での”対等な関係”でプロジェクトや会議が進められていますか?
当然のことではありますが、企業内には上司•部下の関係や意思決定権者としての立場など社内にはたくさんのポジションが存在します。
そして、それと同じだけの「関係性」も存在することになります。
話し合いの場において、従来型の関係性(=上下関係や力関係など)を一切なくし、本当に”対等な関係”で話し合いがなされたらならその場はどのような場になるでしょうか?
また、声なき声に、ファシリテーター(=会議の進行役)のみならず、場に居るメンバー全員が”対等な関係”を意識して会議を創り上げたなら、その場、そして、そのプロジェクトや会議はどんな雰囲気となり進んでいくでしょうか?
たとえその場は大きな声が優先され、方針も採用されたとしても、声なき声の主はプロジェクトにどのような想いで関わっていくこととなるのでしょうか?きっと納得し、ベクトルを合せ、チームや会社が産み出す成果に最高のパフォーマンスを発揮するはずです。
グループコーチングでは、日々複雑に織り成されるチームを一つの『渡り鳥の群れ』と見立て、その『渡り鳥の群れ』に時に大胆に関わり、時に戦略的に捉え、群れ全体が同じ方向に向け目指す成果を最大限に産み出す関わりを続けます。
そして、最終的には『群れ』の自立に向けた関わりをして参ります。築き上げてこられた「組織」や「チーム」の歴史や風土を尊重しながら、次世代に目を向けて、『群れ』の可能性を掘り起し、新たな”土台を築き上げましょう。
経営戦略とは?
戦略なき経営は当てのない航海と同じです。
明確な行き先があるからこそ、方向転換にも意味があるのです。
その根本には、社長(=経営者)の情熱・熱意の源泉(=あり方)を言葉や形にする必要があるのです。そして、社長は戦略(会社の方向、仕組みづくり)を立て、社員が一丸となって実践する(戦術)
目的は、お客様づくり
目標は、一番になること!
その時の
・地域は?
・商品は?
・お客様は?
どんな営業手法で、どのようにして維持するのか?
中小企業の社長は、現場もしなければいけません。いつも時間に追われています。裏を返せば、現場仕事に追われているからと言って戦略時間をおろそかにしてもいいと言う訳でもありません。
とは言え、家族やプライベートの時間も大事にしたい。会社経営も大事だけど、自分の人生も充実したものにしたい!欲張りに生きてみませんか?!
欲張りに生きるには、やり方やうまくいくルールを正しく捉え、実践するのです。そして、時間を徹底的に効率的に使うしかないのです。
なぜならば、時間は誰にも公平にしか与えられていません。
あなたの人生時間もこの瞬間も消耗していますし、ライバル企業はやり方を変え、ドンドン加速度的に変化しあなたのお客様にアプローチをしているのです。
そして、お客様のココロも変化していくのです。
私たちのご提供する「経営戦略室」では、コーチング的関わりの中から自社の強みと弱みを徹底的にあぶり出します。
強みを絞り込み、弱みは一旦脇へ置く。(時に、弱みの裏側に視点を変えることで「強み」となる事もあります)
目指すは、『戦わずして勝つ!』
厳しい時代。無駄な消耗戦は避けて、戦わずして勝ち残るのです。
それはどんな小さな領域でもいいのです。
『◯◯(商品やサービス)と言えば、◯◯(会社名)…』と言う流れを作るのです。そうすることにより高い粗利を確保し、次世代へのバトンタッチがよりスムーズに進むことを考えるのです。