【参加者の声】9/19人の話を聴くことが苦手な社長が部下の本音を引き出せる傾聴スキル向上ワークショップ


【参加者の声】9/19人の話を聴くことが苦手な社長が部下の本音を引き出せる傾聴スキル向上ワークショップ

過去開催したワークショップでのアンケート結果、また、交流会などでお聴きするスキルアップをしたい課題の最上位にあるのが、”傾聴”です。
 
そんなお悩みの解決のお役の1つにでもなればと言う想いで今回「傾聴スキル向上ワークショップ」を開催しました。
 
私どもの地元の大阪はもとより、兵庫県宝塚市、そして、そして、関東・横浜市からもご参加頂き、総勢4名でのワークショップとなりました。
 
参加者の皆さんの感想を含め、どんな雰囲気だったのか?をレポートしたいと思います。
 
 

ワークショップ・アジェンダ

 

チェックイン

チェックインの目的は、
◆ワークショップそのものを温める(みんながこの場にいることにみんなが”yes”を出すこと)
◆参加者の人となりや雰囲気をお互い知り合うこと
◆ワークショップの学びの場へ意識を向けていくこと

そうした意図を込めて、誰もが話しやすい問いづくりを心掛けています。
 
私が担当するコーチングや研修、ワークショップでは、欠かせないコーナーです。
 
そして、アジェンダ上には表記してませんが、チェックインと同等に大切にしているのが、
「グランドルール」です。
グランドルールは、ワークショップの時間での参加者全員が担う約束です。
 
ルールと言うと縛られたイメージを持たれるかもしれませんが、
◆場の目的
◆参加者全員が担う役割

を明記することを目的にしています。
 
意図としては、全員が参加しやすくなる。発言しやすくなることに私は意図を持ち、4つくらいの項目にまとめてお伝え、合意を頂いています。
 
例えば・・・
◎笑顔
◎拍手
◎失敗歓迎
◎相互支援
◎守秘義務遵守
などなど
その場に合わせています。
 
 

傾聴スキル向上 ワークショップ

傾聴は、私自身も苦手意識があると言いますか・・・
本当に、奥が深く、トレーニングをやってもやっても尽きないスキル。
 
ですので、今回は、教科書的なことをお伝えするというよりも、
私自身が、コーチングや支援の場で実際に心掛けていることや過去の失敗体験を踏まえて今どうしているか?どう考えているか?と言うところに重きを置いてお伝えすることを決めて、全体の構成を考えました。
 
そして、何より一番感じていることとして、いくら机上の知識をいっぱい頭に詰め込んだとしても、実践ではできない・・・と言うこれまでの経験を活かして、「分かる」⇒「出来る」を目指して、レクチャーはなるべくポイントを絞り、少な目にして、2人/組のペアになって、対話の実践をやって頂く「練習セッション」を可能な限り取り入れました。
 
傾聴とは・・・

 
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傾聴を書籍やネットで調べるとたくさんの情報が溢れています。
これまでは、私も傾聴について伝えるときには、上記のような内容を伝えていました。
しかし、いくら教科書的なことを伝えても伝わりにくいですし、今どき、そんなことは皆さんご存知なはず・・・という視点に立ち、あえて一言で、わたし流に傾聴を語ると・・・と言う視点で参加者の皆さんにお伝えしたものが下段のスライドになります。
 
 

練習セッション

2人/組のペアになり、設定したテーマに基づき、話し手&聴き手に分かれて練習セッションを実際にやって頂きました。
 
 
練習セッションを終えての全員でのふりかえりでは、
話し手の感想として、
「聴き手さんが興味を持って訊いてくれているのが伝わってきた」
「聴き手さんが共感してくれたこと。話しやすい空気にしてもらえたことが良かった」
「聴いてくれている感じが伝わることで、自分自身も気持ちが乗っていって、自分の過去をドンドン掘り下げていくことが出来て、いろんな想いが出てきた」
 
 
聴き手の感想として、
「聴き手として聴きたいことをまず訊いてみた!」
「話してから思いもよらない答えが返ってきて、ちょっとビビった」
「しっかり聴いてみると同じ経験や共感できることが出てきて、そのことを一緒に話した」
「時間が足りなかった」
などなど・・・
 
 
対話に意図を持たせるとテーマの如何にかかわらず、多くの情報や事実、目的や価値観を聴くことが出来ます。
対話に意図を持たせるとは・・・
◆対話のテーマを決める
◆対話の方向性
◆対話の中でどういうことを聴くのか?
◆対話でのかかわり方
です。
こうしたことを意識するか?しないかで?対話そのものの質に影響が出てきますし、関係性や結びつきにも大きく影響が及ぼすこととなります。
 
 
ふりかえり&全体シェアでは、こうして話し手&聴き手の皆さんの体験・体感したことを聴きながら、私がフィードバックをしたり、相互に参加者同士で意見交換をしたりしながら、体験・体感したことを経験値に変えていく取り組みをしました。
 
 

アンケートからのお客様の声

1.本日のセミナーの内容についての感想をお聞かせ下さい。


 
 

2.本日のワークショップで得たご自身にとって良かったこと、気づきをお聞かせ下さい。

 
本日は、ありがとうございました。改めて傾聴というものを考える機会を得ることが出来たこと、とても学びになりました。
香西さんの膨大な経験値から選びだした、傾聴に必要なエッセンスがどれも奥深く、そしてわかりやすかったです。
大切なことを沢山教えていただきました。本当にありがとうございます。 (T・E さん)
 
 
事柄から人に焦点を変えていく、ということです。私は踏み込んではいけないかなと、控えてしまいがちですが、今日の練習の時間にそのことが会話を広げていくと実感したからです。 (近藤 三奈さん)
 
 
初めてあった人と話すように部下と話すことがいいな、と思いました。ゆっくり考えられてよかった (浅野 由裕さん)
 
 
聴くという姿勢。
たくさん(香西の呼び名)ワールド最高でした。 (稲 貴洋さん)
 
 

今回のまとめ&ふりかえり

参加者の方がおっしゃった”対話の力”のパワフルさ!
そして、聴いてもらっているが感じ取れると安心してしゃべれる、”傾聴の力”の凄さ!に身をもって気づいて頂くことにつながった、対話の楽しさを経験頂くことが出来た素晴らしいワークショップになりました。
 
それは、参加下さった方全員が、場を一緒に創っていくことを共に協働した賜物だと感じています。
決して、リード役の私一人ではできないことです。
 
私は、対話は、双方の協働が大事だと常々感じています。
 
そのために、学ぶ、知る、得とくすることは重要です。
特に、私は、考える力を育てることは重要だと感じています。
 
学ぶことは、机の上に座って、お行儀よくしていることが勉強スタイルとは一切思っておらず、むしろ、いかに楽しい環境を作りだし、楽しく学ぶかは研修や人財育成のコンサルティングでも重要視しているポイントです。
 
アウトドアや外遊び要素を研修や会議に取り入れ、遊びの中から学びを得ていく。まるで子どもの成長プロセスのような学びは、私たち大人の成長プロセスに引用することは何ら不思議なことではないと考えています。
 
学び、考える力を育てることで、争いのない職場、争いのない家庭、争いのない社会を実現することが出来ます。
その姿は、未来を託す若い世代や子供たちにも受け継がれていって欲しいと願い活動をしています。
 
そのために、私どもは、持ち合わせるリソースであるコーチングを伝え続けることで、実現していきたいと思っています。
 
 

お問合せ

下記のようなことでご相談がございましたら、お気軽にお問合せ下さい。
 
◆組織のトップ・リーダーとしてコーチングスキルを身に着けたい
 
◆社内で傾聴やコーチングの勉強会を検討したい
 例)
  ・営業セールスで成果を爆上げするコーチング術
  ・お客様との距離感を縮めるコーチング術
 
◆交流会やイベントでコーチングについてしゃべれる人捜している
 
◆学生や親子向けにコーチングワークショップを企画したい
 
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