自分だけの時間が持てないが真の悩みではない:経営者の悩み解消事例


目次

自分だけの時間が持てないが真の悩みではない:経営者の悩み解消事例

【経営者の悩み・課題】”自分だけの時間”の正体

経営者・社長、組織のリーダーが自分の時間をもつことで、社員やご自身の幸せ・会社の未来につながるのです。
そんな実例をご紹介したいと思います。
 
マネジメント・・・。ドラッカーは、マネジメントを「組織をして成果を上げさせるための道具、機能、機関」と定義しました。
つまり、会社が何のために存在するのか存在意義を明らかにし、目的を叶えるために長期、中期、短期の目標を定める。その実現のために、「ヒト・モノ・カネ・情報」の経営資源(リソース)」を効果的に活かす仕組みのことを言います。
 
 
経営者や社長、組織を束ねるリーダーは、マネジメントをすることが主な役割です。
 
 
ある調査機関が調べた「上司の悩み」についての調査結果でもあるように、

 
◆◆時間の不足◆◆
を悩みとする方がいらっしゃいます。
 
 
冒頭のマネジメントに話しを戻します。
経営者、社長、組織のリーダー(上司)が行うマネジメントにはどのようなことがあるのでしょうか。
具体的には、
①経営理念(mission/policy)の策定
②将来の会社のありたい姿(ビジョン)を描くづくり
③上記「①」「②」を実現するための計画を立てる(方針)
と言った経営全体に関するマネジメント
 
④1年間の売り上げ計画や新規顧客開拓などの
戦略マネジメント
 
⑤社員の採用・育成計画
⑥社員の方々とのコミュニケーション
に関する人財・組織マネジメント
 
⑦設備やシステムの見直し・更新の検討
⑧規則や制度面の強化
⑨資金調達、資金繰りなどの
仕組みや金銭的マネジメント
 
 
雇用する社員数が数名規模の会社でも、数十・数百・数千人の規模の会社でも
経営者・社長、リーダーはマネジメントを明確にしなければいけません。
 
 
そこで大きく立ちはだかるのが”時間”
 
マネジメントに要する”時間がない”
圧倒的に不足していると言う状況ではないでしょうか。
 
 
そうです。
経営者・社長、組織のリーダーの悩み。
自分だけの時間の正体は、マネジメントに費やす時間なのです。
 
 

【経営者の悩み・課題】マネジメントの時間がないでは済まされない

「重要度と緊急度のマトリクス」をご存知でしょうか。
別名、アイゼンハワーマトリクスとも言います。
 

 
「重要度」と「緊急度」の二つを横軸と縦軸に据えてマトリックスを作成します。
全てのタスクを、4つの領域に振り分け、優先順位を可視化し、効率的にタスクをこなすフレームワーク術です。
第 34 代アメリカ大統領、ドワイト・D・アイゼンハワー (Dwight David Eisenhower) アメリカ大統領が膨大な自身の執務をこなす際にこのマトリクスを引用したと言うことからアイゼンハワーのマトリクスとも呼ばれるようになりました。
 
今回は、マトリクスのこと全体を知ることが重要なのではなく、注目したい点が2つあります。
 
1つ目は、経営者・社長、組織のリーダー(上司)の多くの時間が、左上「やる」領域に圧倒的に使われている事実。
経営者・社長、組織のリーダー(上司)と言えど、プレイヤーとなり現場で活動をせざるを得ません。
製造業であれば、現場に出て溶接や板金など、サービス業であれば営業活動、また、総務や経理も担当することとなり、足元の納期や売り上げに対するタスクに多くの時間を必要としてしまっている問題が指摘をしたい1点目。
 
自分だけの時間が持てない・・・と悩んでいる経営者・社長、組織のリーダーの多くが陥っている領域がここになります。
 
2つ目の注目POINTは、非常に重要です。
それは、右上「予定する領域(黄色の領域)」=「重要であるが、緊急ではない」領域
 
お気付きの方もおられると思いますが、ここがマネジメントが位置する場所となります。
経営者・社長、組織のリーダー(上司)の皆さまは、本来、ここに時間をどれだけ費やすかで経営の成功の可否が決まる、非常に重要な領域です。
 
ただ、マネジメントは、認識として重要ではあるものの差し迫って緊急性がないため、ついつい・・・後回しにしてしまうことになってしるのも事実です。
 
本質的には、
☑社員のモチベーションが低い原因も、
☑社員同士がトラブルを起こすのも、
☑組織がまとまりに欠けるのも、
☑生産性が上がらないのも、
☑売り上げが上がらないのも、
マネジメントが具体的、かつ明確にされていないことが原因で起きており、問題の根源はマネジメントにあると考えて頂いた方がいいでしょう。
 
 
ですので、経営者・社長、組織のリーダーが、
マネジメントについて考える時間を費やしていない = 経営改善が進んでいない
 
 
短期的な視点で、「今は何とか経営を維持出来ている」としても、中・長期的視点で経営を見た時に、維持できているかどうかと言うと「?」が付きますし、少なくとも今より経営状態が良くなっているとは思えません。
最悪の場合、残念ながら存続が難しくなっていると言わざるを得ません。
 
 
「緊急ではないが、重要度の高い」領域にどれだけ自分自身の時間を費やせるかが経営の成功のカギ(=幸せの実現)にもなってきますので、この点をしっかり押さえておいて頂きたいと思います。
 
 

【経営者の悩み・課題】マネジメントの時間がない 解消方法

では、「予定する領域(緊急ではない。重要である)」領域にどうやって時間を見い出すのか。
 
ここでは3つの点をお伝えしたいと思います。
◎一点集中
◎他力本願
◎強制確保

 

一点集中

現状の自社のボトルネック(=ワークフロー(一連の業務の流れ)のなかで、業務の停滞や生産性の低下を招いている工程・箇所)を探せば、山ほどたくさ見つかるところ、全て出さずにあえて1つに絞る。
思考を分散させずに集中的に取り組むことで解決スピードも鈍化することなく、モチベーションも維持できるため。一点集中をお勧めします。
 

他力本願

ボトルネックの解決を自分だけで解決しようとせず、誰かの力を借りる
 

強制確保

解決のための時間を強制的にピンポイントで作る
 
 
自分だけで時間の都合をつけて、取り組むと「今日やるつもりだったけど、忙しいから明日にしよう・・・」と忙しさを理由に自分都合で先送りにしてしまうため、あえて他者と約束を取り付け、半ば強制的にでも事を進めるよう環境を作ることを心がけると解決に向かいます。
 
 

【経営者の悩み解決】”自分だけの時間がない”は、真の経営課題ではない

ここまで読み進めて頂くことで、いよいよ”真の経営課題”は何か?が見えてきたと思います。
 
 
経営者・社長、組織のリーダーの悩みである、自分だけの時間がない。時間の不足。
これは、経営上の真の問題ではない・・・と言うことです。
 
 
自分だけの時間がない
時間の不足
の解決は、経営改善のきっかけであるということになります。
 
 
経営者・社長、組織のリーダーが、自分だけの時間=マネジメントの時間を持たない限り、経営改善は進むことはなく、一連の戦略マネジメントや人財・組織マネジメントなどのマネジメント上起きている問題は解決せず、目指す経営上の目的や目標にたどり着くことはないことはお分かり頂けると思います。
 
 
そこで、ぜひお勧めの解決方法として、エグゼクティブコーチング(社長コーチング)をお勧めしたいと思います。
 
 
エグゼクティブコーチング(社長コーチング)についてもっと知りたい方は下記ブログをご参照下さい。
http://sannet.me/2024/02/04/coaching20240121/
 
 
次の章では、実際にエグゼクティブコーチングを導入し、導入から半年が経過した経営者の方のお喜びの感想をお寄せいただきましたのでご紹介させて頂きます。
ぜひご参考にして下さい。
 
 

【経営者の悩み解消成功事例】マネジメントを考える自分だけの時間が持てない

エグゼクティブコーチング(社長コーチング)を導入し、経営改善のきっかけを作り、コーチングによって経営改善の入口を見つけ出し、出口である夢&VISIONの実現に向け着実に歩まれている経営者の事例をご紹介します。
 
 
今回ご紹介するのは、40代・士業経営者様です。
社員数は、アソシエイツと呼ばれる雇用弁護士も含め4名を雇用されています。
ご自身は、経営者でもありマネジメントの役割も持ちつつ、弁護士としても法的事案の対応にも当たられていました。
 
 
まさに、プレイングマネージャーの立場としてマネジメントに集中出来ない状態が続いていました。
そんな時、導入を決断頂いたのが、当社よりご提供するエグゼクティブコーチング(社長コーチング)です。
 
 
【お客様 ご利用の声】

Q1;エグゼクティブコーチング導入当時の経営者ご自身の課題は何でしょうか

A1;”自分や自社のことをじっくり考える時間がない”ことでした。
 
 

Q2;エグゼクティブコーチングを活用した結果、経営に対する充実度はいかがでしょうか?

   「10(とても充実感を感じている)」~「1(充実度がない)」で回答ください
A2:「10(とても充実感を感じている)」
 
 

Q3;ご自身に変化や成長を感じていますでしょうか?

A3;半年前は組織にまとまりがなく、個々がバラバラの方向を向いていました。半年かけてコーチングをしていただき、私の事業再生への想い、社員さんへの想い、組織作りのためにどう行動すべきかなどを棚卸していただいたお陰で、現在、少しづつではありますが、組織にまとまりが出てきたように思います。とても感謝しています!
 
 

Q4;弊社エグゼクティブコーチングのおススメ度は?

     「1」~「10」段階では、どの程度でしょうか?
A4;ズバリ、「10」です!
 
 

Q5;上記「Q4」、その理由をお聞かせ下さい。

A5;経営者は理念・ビジョン・方針・計画の経営指針が必要です。ただ、それを日々推し進めていく上で、様々な課題にぶち当たり、霧の中に入り込んでしまうことがあります。コーチングを定期的に受けることで、霧の中でも歩むべき道を見失わず、ビジョンに向かって突き進むことができます。セッションの2時間は、弊社のことだけを考えることができ、また弊社の壁当て役に徹していただけるので、内省が飛躍的スピードで進みます。
 
 

Q6;私たちへのリクエストやお気づきの点をフィードバック下さい

A6;現状でも十分満足しています。さらにリクエストするならば、もしお時間が許すのであれば、社員向けの研修や、社員向けのコーチングも機会があればお願いしたいと思います。
 
 

【経営者の悩み解消 成功STEP】マネジメントを考える自分だけの時間が持てない

成功要因をSTEP形式で解説したいと思います。
 
 

 
 
<感じていた問題>
◆自分・自社のことを考える自分だけの時間が持てない
   ⇓
<問題を解決するための具体的な行動>
◆月1回、2時間だけは、「緊急度が低く、重要度が高い(=予定する領域)」領域=マネジメントについて考える時間に充てること
 
先ほどPointとしてご紹介した
◎一点集中
◎他力本願
◎強制確保
の3点より、エグゼクティブコーチングの導入を決めました。
   ⇓
<エグゼクティブコーチングの実施フロー>
◆対話
 ・担当コーチとの1対1での対話を実施
   ⇓
◆気づき
 ・どんな事柄が頭の中にあるのか。散在している事柄すべてをアウトプット
 ・コーチからの問いかけと傾聴により引き出し言語化&文字化、そして可視化をする
 ・チェックリストを使い、経営の状態をスコア化
 ・重要度/優先順位づけ
   ⇓
◆深掘り
 ・原点回帰(どんな会社になりたいのか?目指しているのか)
   ⇓
◆ボトルネック
 ・自社のありたい理想の姿
 ・理想の姿と現状の差から問題(=GAP)を見つけ出す
 ・見つけた問題を課題に変え、解決方法を検討

”ボトルネック”のプロセスを踏むことによって、経営改善の入口に立つことが出来、何をやればいいかの道筋がはっきりと見えてきます。
経営者・社長、リーダーのモヤモヤが晴れる瞬間です!
これまでの経験上、どの経営者・社長、リーダーも異口同音に”スッキリ”しましたと笑顔で語られます。
 
   ⇓
◆目標設定
 ・3か月後、6か月後の短い期間のゴール設定をし、着実な成果を目指します
 ・1年間の事業計画書を作成
   ⇓
◆PDCAサイクルを回す
 ・それぞれの状況に応じて”Do(行動)”を行います。
 ・コーチングの場で、ふりかえりとしての”C(評価)”・”A(改善)”・”P(計画)”を明確にし、前進していきます。
   ⇓
◆社内浸透
 ・経営の目的や目標を社員と共有
 ・社内コミュニケーションの改善をし、社員の意識向上
 ・夢&Visionの実現を社員と一緒に取り組む
 
 

【経営者の悩み解消 まとめ】マネジメントを考える自分だけの時間が持てない

多くの経営者・社長、組織のリーダー(上司)の皆さまに言える事として、自社のマネジメントについて誰にも相談出来ない(相談する相手がいない)ために、孤独感焦りの気持ちを抱えてマネジメントに向き合っている状態が続いていると感じます。今回ご紹介した士業経営者様は、経営改善のきっかけとして抱えていたマネジメントに集中出来ない状況をエグゼクティブコーチングの導入により改善し、自社のボトルネックを整理し、優先順位をつけ、解決に向け動き出されました。
その基準軸は、会社が描く目的を叶えること。そして、ご自身も含め、社員の皆さまの幸せの実現を果たすことでした。
そして、半年が経過した今、着実に成果を上げていらっしゃいます。
「経営者って楽しい!」と笑顔で語られた表情がとても印象に残ります。
 
私どもSANNETでは、人を大切にする経営を掲げております。
それは、「私とあなたを大切に。共に育てる」と言う指針です。
経営者だけがよくなり、社員の幸せは考えないではなく、
社員の幸せが実現し、経営者が疲弊しているのでもなく、
共に、そして、社会も幸せになることを目指し、共に育ちあう経営のあり方を考える。
 
みんなが良くなる
みんなで良くなる
 
そんな社会の実現に向け人に貢献することをmissionとしています。
 
 

体験セッション&個別相談について

経営改善のきっかけに踏み出す一歩として、私どもとお目にかかり、感じている悩みや課題を共有する機会をご準備しています。
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お逢い出来ますことを楽しみにしております。
 
 
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【個別相談会 2024年4月スケジュール】(4/3日現在)
 
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・4月12日(金)PM1:00~;先着受付中
 
・4月12日(金)PM4:00~;先着受付中
 
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・4月25日(木)PM1:00~;先着受付中
 
・4月25日(木)PM4:00~;先着受付中
 
*お席に限りがございます。
 大変申し訳ございません。ご了承ください。
 お申し込みはお早めにお済ませください。
 
 
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【対象】
☑組織(社員を1人以上雇用している)を持つ社長・経営者
 
☑個人事業主(組織化を検討中含む)
 
☑組織を率いるリーダー

*参加にあたり「業種」や「企業の規模」は問いませんので、ご安心下さい。
 
 
【会場】
◎オンライン(ZOOM)
*お申し込み後にご連絡をさせていただきます。
 

◎担当講師 紹介
 
 香西 拓也(こうざい たくや)
 

 
株式会社SANNET 代表取締役
 
 【有資格】
 米国CTI認定プロフェッショナル コーアクティブコーチ(CPCC)
 厚生労働大臣認定(国家資格);2級キャリアコンサルティング技能士
 組織開発コーチング(TLC)認定プラクティショナー(TLCCP)
 
 2016.6月、自分の人生を生きる責任感と生きがいを選択し独立。
 コーチングをベースに、経営者コーチング、リーダーシップ開発支援を提供する
 株式会社SANNETを起業。
 モットーは“自分で考え・決め、行動”する。
 一度きりの人生を仕事も、遊びも、いきいきと生き切る人で社会が溢れかえることに願いを込めて活動中。
 missionは、人に貢献する。
 
 得意分野は、コーチングノウハウを活かした人と組織の育成。
 
 【実績】
  経営者・社長・リーダーとのエグゼクティブコーチング;延べ約1,000時間実施。
  企業研修においては、チームビルディング研修として、陸上自衛隊セカンドライフ支援・
  研修講師(人間関係など)/某社会福祉法人 一般職員向けコミュニケーション/
  某建設業様『自分とチームを育てるコミュニケーション研修』など延べ約2,800名に
  実施し、近年は、組織開発コンサルティングで、経営トップから幹部会議や次世代幹部の
  方々と離職問題や心理的安全性の高い組織づくりで成果をあげている。
  
 
◎お申込み
 下記URLよりお申込みください。
 どうぞよろしくお願い致します。
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