企業の目的とは?社会性、存在意義をある公園の事例から考える


企業の目的とは?社会性、存在意義をある公園の事例から考える

思わず声が上がる瞬間

わぁ~~!!
ちょっと寄ってみようよっ・・・
 
 
狭い府道。人里離れ、周囲は、自動車のスクラップや産業廃棄施設が続き景色の中に突然声を上げてしまうほどの光景が目に飛び込んできます!
 
 
そこは明らかに公園として開発された開けた場所になっていて、植樹された木樹や花がたくさん。
そして、優しい顔をした人たちがのんびり散歩したり、写真を撮ったりしています。
 
 
そんな緑豊かなスペースを発見したとなれば、
緑好き、森好きの私とすれば、行くっきゃないでしょう!!
って、ことで、吸い込まれるように入園させて頂きました。(駐車場無料・・・更に嬉しい♪)
 
 

気になる園内の様子は?

その公園とは、大阪・和泉市にある「和泉環境リサイクル公園」
 
 
春の旬の食材たけのこを買おうと近くの道の駅へ向かう途中、偶然出会いました!
 
 
その日はめちゃめちゃ温かくて快晴の春の陽気に包まれた日でした。
 
 
桜が満開の頃を迎えていて、

 

広い園内は、桜の他に、
チューリップ

 

 
芝桜

 
水仙

 
 
色とりどりの花が咲き誇っていてとてもきれいで癒されました。
まさに、春爛漫♪
 
 
陽気に誘われて、平日にも関わらず、小さな子ども連れの親子やご夫婦、女性連れの方が園内の花を見ながら、おやつを食べたり、写真を撮ったり、その光景を見ているだけでも、更に癒されました。
 
 
私も、妻と一緒だったのですが、
園内で購入した石窯で焼いたパン(私たちは、さくらあんぱんとクルミの入ったメロンパンを頂きました♪)とコーヒーでおやつを楽しみました。
★美味しいパンのご紹介 石窯パン「花菜」オンラインショップ
 http://hanana-online.p2.weblife.me/index.html
 
 

和泉環境リサイクル公園ってどんな公園?

どこにあるの?

和泉環境リサイクル公園は、どこにあるのか?

公園が位置する和泉市は、大阪府中南部、堺市と隣接する泉北地域と言われる場所にあります。
 
 
今回、私が立ち寄った和泉環境リサイクル公園は、市の山間部に位置する自然豊かな場所。
とは言え、周囲は、自動車のスクラップや整備工場、産業廃棄物施設が立ち並び、普通に暮らしていてはめったに立ち寄らないと思われる場所にあります。
★和泉環境リサイクル公園 リンク先
 https://www.dinsgr.co.jp/park/
 
 

なぜ?こんな場所に公園があるの?

では、何故?
そんな場所に、花がいっぱい咲いていて、市民が憩えるような場所があるのか?
私も疑問に感じました。
 
 
でも、その答えは公園の入り口にある掲示板で解決されました。

 

 

 
 
もともとは、ここは産業廃棄埋立地だった場所。
その埋立が全て終了したときには、周辺住民の方々との約束で、その跡地を、「自然あふれる、憩いの空間」として再生して地域に返すことを事業ミッションとして実現された公園でした。
 
 
しかも、園内の設備や資材等のほとんどが、リサイクル品を使用しているとのこと。

 

 
 
その理由や歴史・背景を知って、私はこの公園が更に好きになりました。
詳しくはこちらのリンクからアクセスしてご確認下さい。
↓  ↓  ↓  ↓  ↓
https://www.dinsgr.co.jp/park/origin
 
 

企業の社会性について

企業の目的

経済学者 ピータードラッカー氏は、企業の目的を、このように言っています。

企業とは何を理解するには、企業の目的から考えなければならない。
企業の目的は、それぞれの企業の外にある。
事実、企業は社会の機関であり、その目的は社会にある。
企業の目的として有効な定義は一つしかない。
すなわち、顧客の創造である。
ピーター・ドラッカ

 
 
経営の神様と言われた松下幸之助氏は、

企業は社会のため、世間の人たちのため、
役に立つような働きをしないといかんということになる。
 
だから、われわれの会社は個人の会社ではなりません、
公の、天下の会社であります、われわれは個人のために
仕事をするのではない、われわれ自身だけのために経営を
しているのではない、社会の人びとのため、
社会の発展のため、人びとの幸せのために仕事をするんです、
と、そういうことをみんなに話してきたんや・・・」
松下幸之助

 
 
共通する点としては、会社は単に利益だけを追及することを目的としてはならない。
社会的な存在価値のある企業が、それぞれの持つ価値を最大限に活かして、人々の幸せ、社会の発展に役に立つことということになります。
 
 

企業の社会性

私自身も経営をする身。
経営者(社長)の端くれとして最近大事やなぁと感じています。
 
 
規模の大小問わず、自分の会社が「我が社は何のために存在するのか」「社会の、世の中の、人々のくらしに、どんなお役に立てるのか?」やっぱり、これを追及しないといけないし、経営者は明確に自社の存在意義を言えるようにしておかなきゃいけないですね。
 
 
私も、日々、自問自答の繰り返しです。
 

みんながよくなる。みんなでよくなる。

 
じゃあ、究極はなんなの?って考えると「幸せになる」
社会の誰もが幸せになることを考えることなのだと思います。
 
 
私どものSANNET流に言えば、
「みんながよくなる」
「みんなでよくなる」

っていうことですね。
 
 
そんなこと考えながら花を見ている人はあまりいないのかもしれませんが、企業の社会性と言うか、社会的責任をちゃんと掲げ、それを企業の経営理念として謳い、具現化して継続されているこちらの和泉リサイクル公園のあり方はとても素晴らしいあり方だなぁと深く感激を致しました。
 
 
また、こちらを運営されている会社の経営理念も拝見しましたが、分かりやすい、端的に、すべての要素がきちん盛り込まれている素晴らしい経営理念でした。
経営者(社長)の皆様、特に、後継者の皆様には、とても参考になる経営理念・経営ビジョンですので、ご紹介させて頂きますね。宜しければ、ぜひご覧になられて下さい。
↓   ↓   ↓  ↓  ↓  ↓  ↓
https://www.dinsgr.co.jp/about/idea
 
 
新しい年度も始まりました。
一度、自社の社会性。存在意義について考えてみられてはいかがでしょうか?きgy
 
 
今日も最後までお読み下さりまして、まことにありがとうございました。