ファシリテーションの心得 場にあるリソースは全て使い尽くす


その場にあるリソース(資源)はすべて使い尽くす。
 
プロコーチとして修得した経験が活かされました。
 
こんにちは。
 
戦略コーチ・香西です。
 
先日は、世界マーケットの進出を目指すものづくり企業様で、社長と専務、お二方との月に1度の経営企画ミーティングの場をファシリテートさせて頂きました。
 

 

【ファシリテーション】
目的や目標を持つチームや組織が、ゴールを達成するために、人々に備わる能力を最大限に引き出す技術のことを言います。
そのために、司会進行のスキルや技術、付箋やホワイトボードを駆使する技術、問いを出したり、傾聴する技術が求められると言うことになります。
 
つまり、会議やミーティングなどで参加している人を迷わせることなく、指示待ちではなく、自律的、自主的に、自分たちで考えて動ける状態を創り出すこと技術のことをファシリテーションと言い、それをする人のことをファシリテーターと呼びます。

 
 
経営企画ミーティグでは、長期(10年後)ビジョンを見据え、10年後の社内体制や事業の姿を描きつつ、そこへたどり着くために今取り組んでおかなければいけない課題を3人によるブレインストーミングにより顕在化することが出来ました。
 
当初、疑心案義だった専務も筋道が見え、到達イメージが持てたことが良かったと仰って下さいました。
 
会議室に、ホワイトボードがなく、どうやってブレストで出たアイデアを共有するかを悩んだのですが、会議室を囲うパーティションが代役となり、ポストイットをペタペタ貼り付け、よりビジュアルに、思考を刺激することが出来、アイデアがたくさん出ることに大きく貢献してくれました。
 
我ながら咄嗟の判断が良かったです♪
 
会議は、A4の紙を個々に見ながら空中戦のような対話をしていては一致感も理解度も深まりません。ホワイトボードにアイデアや意見を書き出したり、ポストイットを積極的に活用して、参加する人の思考を刺激して、アイデアを引き出す、共有することは重要なことです。