肯定・共感・好奇心が人とチームを育てる~動画撮影体験からの気づき~

ブログ記事(肯定・共感・好奇心が人とチームを育てる)

肯定・共感・好奇心が人とチームを育てる

Youtube動画チャンネルを開設されているお知り合い(人生の大先輩)との
動画撮影が無事終了しました。
今日はその体験からの気づきとして「肯定・共感・好奇心が人とチームを育てる」
ということについて書いてみたいと思います。

こんにちは。

チームづくりコーチ
香西 拓也です。

2か月に1回、お知り合いの方に向けて私自身の近況報告(公私両面)
を記事にした通信紙「たくのつながり通信」発行しています。
<7月号はこちらです>
㈱SANNET 通信紙「たくのつながり通信」

今回はこの通信紙を見て、私のことを思い出して頂き、
動画撮影のインタビュー取材のご連絡を頂きました。

約15分ほど撮影前に軽い打合せをしました。
主に仕事の事を中心に
「今、どんな仕事をしているのか?」
「その仕事からお客様が得られる効果」
など・・・を聴いて頂き、いざ本番へ。

25分ほどの撮影でしたが、
あっという間で、本当に楽しい時間でした。
いつもラジオの収録でも、同じ時間、収録を
しているのですが、それ以上にあっという間で
まだ話し足らない、まだまだしゃべりたいモードでした。

いつも私のラジオ番組ではゲストの方をお迎えし
話しを聴く側ですが、昨日はその逆の立場を
久しぶりに体験しました。
その体験では、「聴いてもらう」ことの大事さに
改めて、気付きました。

その気づきは、
「聴いてもらえたと感じた時、そのことが自信につながる」
ということです。

私は昨日主に今自社で取り組んでいる「チーム再構築」コンサルティングの
ことをお話しました。
お相手の方が、すべて肯定的に、そして、「大事やなぁ」とか「それで・・・」と
共感や好奇心を持って私の話しを聴いて下さったのです。

私の話したことが伝わったかどうかは、こちらの上手下手もありますので、
定かではありませんが、少なくとも「聴いて下さった」と言う想いが私の中には
確かにあり、感じることが出来ました。

そして、
私の中で、「安心」した気分と同時に、「よし、これでいいんだ」と言う
自分の背中を押すような感覚が芽生えていました。

このことから、私は、
人との対話の中での、相手への肯定や共感・好奇心は
話している事柄ももちろんですが、そのことを通じてその人自身への認知につながり、
「自分のやっていることはいいんだ」と感じさせ、
そのことが、最終的には、
「自分も今、ここに存在していいんだ」の自己肯定(自分が存在していい)になっていくのだと、
昨日の経験から感じました。

これをチームづくりの視点で捉えると、経営者や組織・チームのリーダーが、まずは、
そこに属する社員ひとり一人の行動から立ち居振る舞い、あり方に至るところを
見て、肯定と共感と好奇心を向け、褒め、認知する。

そうすることで、社員の方々は、自分の存在意義を感じ、
自ら自己肯定するようになっていきます。

褒め・認知を受け、自己肯定が出来るようになった社員は、そのことが自信となり、
自信を付けた人は、自ら行動や発言が出来るようになっていきます。

人は褒め・認知され、存在意義を感じると
今度は、他者に対して同様の行為を取り始めていきます。

こうした経験を重ねることでチームや組織の風土が形成され、
正の行為が循環していくことで、
会社の目的や目標に向けてチームが正の力を使って達成していこうと
動きだしていきます。

そのためには、繰り返しになりますが、
まずは経営者・リーダーが起点(はじまり)となって
社員の方々に肯定と共感・好奇心で、褒め、認知することを
はじめてみて下さい。

人も組織(チーム)も成長します。

今日は、昨日私が体験した動画撮影から話を聴いてもらえた実感として
気付いた人とチームを育てていくことについてお話しをさせて頂きました。

経営者・リーダーの皆様の人の育成、チーム(組織)の育成に少しでも
お役に立てば幸いです。

今日も最後までお読み下さりまして、
ありがとうございました。