〇〇から学ぶ、チーム運営の極意


〇〇から学ぶ、チーム運営の極意

皆さん、こんにちは。

30代次世代経営者(若手経営者)
40代二代目・三代目経営者
50代後継者育成を考える経営者を応援する
株式会社SANNET・コーチ 香西(こうざい) 拓也です。

週末は息子(次男と三男)たちの運動会でした。
幸いお天気にも恵まれ1年生から6年生まで一人一人が一所懸命自分の持てる力
を出し切っていました。

今日のブログは次男の学年リレーでの出来事から。

5年生総勢26名が紅白二組に分かれての対抗リレー。
次男は、白組です。
100m走のタイムを基にチーム分けをされたのですが、
「個」の力では紅組が優勢な状況。

これまでの練習でも1度も勝ったことがなく、
白組は正しく白旗状態。

運動会前日、白組の子どもたちが集まり、話し合いを
したそうです。

テーマは「どうしたら赤組にリレーで勝てるか?」
話しに話し合い、子どもたちが選択した手法は、
「走る順番の入れ替え」でした。

そして、結果からお伝えすると、
運動会本番で一度も勝てなかった赤組に見事“勝利”したのです。

勝てた要因はどこにあったのか?
赤組は第一走者がエース、第二走者が第2エースを立てて、
いわゆる“先行逃げ切り”のパターン。

それに対して白組は、序盤は先行を許す作戦。
でも、引き離されないようなある程度力を持った走者の選定をしていました。

そして、中盤、赤組の走力が落ちる所で一気に抜き去り、
そのままリードを保ち、逃げ切ると言う作戦が見事的中し、勝利しました。

子どもの考えた作戦とは言え、見事としか言いようがありません。

私は、今回のことはビジネスの文脈にも通じる部分があると感じています。

とは言いつつも、コンサルタント的な事はその筋の詳しい専門家に
お任せするとして私からは「コミュニケーション」の視点から今回の事象を
捉えてみたいと思います。

白組勝利の最大の要因とは・・・

白組の勝利に何があったのか?

一番の要因は、「意図」ではないでしょうか?!

「一度も勝ったことの無い赤組にリレーで勝ちたい!」と言う意図
それも、一人や二人だけなく、多くの子どもたちが「勝ちたい」と言う意図
持ったことで、白組全体を動かし、全員が持てる力を出した結果、
本当に「赤組に勝利」したのではないでしょうか?!

私がコミュニケーション研修や日々のコーチングなどで関わらせて頂く際にも、
必ずお伝えしているのも、「意図を持つ」と言うことです。

ある課題や解決したい事柄に対してそこに関わる者が、役柄こそあれ本当の意味で
対等に今持ちうる自分の力を100%発揮する。
そして、お互いがお互いを“出来る存在”であると信じて関わる。

この「意図を持つ」には、答えが与えられない今の時代において、
チームや組織が山・谷を乗り越えていき、目指す成果を得て行くための、
大きな道筋があるように感じています。

白組勝利を支えた3つの力

この意図を持つことを核として、以下3つの力が作用したと感じています。
1つ目は、「一人一人の強みや長所を活かすことを考えた」
2つ目は、「赤組に勝つ」と言う目標設定
3つ目は、「その為に全員でしっかり話し合った」

子どもたちに学ぶことはたくさんあると気付かされた今年の運動会でした。

皆さんはいかがでしょうか?

今日も最後までお読み下さり、ありがとうございました。

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