成人発達理論を定義してみると・・・


成人発達理論を定義してみると・・・

皆さん、こんにちは。

30代次世代経営者(若手経営者)
40代二代目・三代目経営者
50代後継者育成を考える経営者を応援する
株式会社SANNET・コーチ 香西(こうざい) 拓也です。

「発達心理学」。
特に「成人発達理論」は、ここ数年にわかに注目をされている分野です。

堅いかもしれませんが、「成人発達理論」を定義しておこうと思います。

成人発達理論

成人発達理論とは、
「私たち成人は、成人してから一生涯、知性や能力を伸ばしていく、または、伸ばしていけると言う考え方の基、発達メカニズムや発達のプロセスについて探求する学問領域」の事と定義されます。

発達理論の偉人たち

偉人としては、
ソクラテス
アリストテレス
プラトンに始まり、

名の知れたところでは、
フロイト
ユング

そして、近年では
「なぜ人と組織は変われないのか」を書いたロバート・キーガンやその弟子にあたるオットー・ラスキーなど多数。

ビジネスシーンでの成人発達理論

個人的には、ビジネスシーンでは、本当に役に立つと感じています。
だから、のめり込んだのですが・・・(汗)

それは、経営者の方々や、
「組織(*1)」を持つリーダー層の方々が、
自分自身の言動が部下や周囲にどのようなインパクト(影響)を及ぼしているのか?
現実、私自身、直接そのような言葉を耳にすることもしばしばあります。
ですので、多くの方に納得頂けるのではないかと思いますし、
また、部下の成長をどのように支援していけばよいのか?
と考える経営者・リーダーは多数おられるはずです。

このような課題や問いに対してのヒントや実際の行動指針の基となるのが「成人発達理論」
だと感じています。

やはり当たり前ですが、文献などから言葉を拾うと難しい感じになってしまいますよね。

平たく表現するならば、
前者は、社長や幹部クラスの方々って一歩間違うと「裸の王様」になってしまいがち。
無自覚が生む怖さです。
ただ別になろうと思ってやっているわけでもなく、一生懸命会社や組織のためを想ってやっているうちに肩に力が入り過ぎて、知らず知らずのうちに押し付けや過度な期待になっていたり、暴言吐いたりと言う事。

また、後者は、ちゃんと部下の現状を理解しないまま一方的にこちらの伝えたいことだけを伝えている状態。問いかけではなく、単に仕事を振っているだけになってしまっているような状態の事です。

正直このことを知った時、
ん~。
正確には、今時点もですが、私自身は、ドキっとしました。しています。
なぜなら、過去そんなことしてしまっていたからです(汗)

少し冷静になって、その時の状態を振り返ってみると
「関係性」なし。
「信頼」なし。
お互いよくしていこうと言う意図がない状態でした。

発達理論に出逢い、
自身の意識の状態をアセスメントツールでしっかり可視化して見えてきたことはたくさんありました。

「無自覚」であったことが「自覚的」になることは、日々のちょっとした行動・言葉づかいまで変化させるきっかけとなります。

是非本音として経営者やリーダーの方々には、まずご自身の意識の段階をちゃんと理解してもらいたいですし、そして、無自覚な部分にスポットを当てて、自覚的になって頂きたいです。

重要Point

なぜならば、
「トップの意識の器の大きさ以上に、部下や組織の器は大きくならない」
からです。

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