リーダーシップ開発(ある医療チームの主任の事例より) 後半


リーダーシップ開発(ある医療チームの主任の事例より) 後半

皆さん、こんにちは。
事業後継者&20~40代若手中小企業経営者を応援する、株式会社SANNET・
戦略コーチ 香西(こうざい) 拓也です。

昨日に引き続いて、ある医療チーム・主任のAさん事例からリーダーシップについて、紐解いていきたいと思います。

主人公のAさん。
どんなリーダーであるかと言うと、正確、忠実。知識/経験も豊富な仕事ぶり。
なのに、部下・後輩から慕われないと言うリーダーでした。

そして、「成人の発達段階」で推察すると、「リアクティブ(社会適応)」な状態にあるのではないかと言うところまで、お伝えしてきました。
詳しくは、昨日ブログをご参照下さい。
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http://sannet.me/2017/05/02/leadership20170529

では、今日は、このAさんのリアクティブ側面の奥底に眠るギフト(宝物)を見ると言う所から始めてみたいと思います。

ギフト(宝物)

Aさんのギフト(宝物)
・信念
・正義を追求する強さ
・責任感

それは、看護ケアが正しく行われ、一人でも多くの患者さんの命を救うと言う「本質」にひたすら向けられているようにも思え、その為であれば、時に「厳しい」「きつい」と分かっている言葉でも投げかける「勇気ある行動」と言うことが出来るのではないでしょうか?

まとめ

このように無自覚的なリーダーの行動/発言を自覚的に、見える形に可視化し、内面的な思い込みやスタンスに気付くことはとても大切なことです。

その気付きを知ったうえで、組織やチームに対してどのような自分で存在するのか?
自分はどのような立ち居振る舞いをし、生産性の高いチーム/組織へと導いていくのか?
意識と業績には相関があります。

流れが速く、複雑化する現代。
疲弊するリーダー
疲弊するチーム/組織
を無くし、「経営が良くなること」を、リーダーシップ開発の側面から応援していきたい。
私たちの願いはあそこにあります。

最後まで、お読み頂きまして、ありがとうございました。

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