何のために経営をするのか！
皆さん、こんにちは。
事業後継者＆20～40代若手中小企業経営者を応援する、株式会社ＳＡＮＮＥＴ・
戦略コーチ 香西（こうざい） 拓也です。
先日、高校時代の友からメールが届きました。
「お世話になった会社を離れ、独立します。」
突然のメールに驚くと共に、素直に頑張ってほしい想いも込み上げてきました。
そんな友への祝福のエールとして書いてみたいと思います。
「独立する！」
皆さんには、どんな風に響くのでしょうか？
大変そう・・・！と感じるのでしょうか？
羨ましい・・・！と感じるのでしょうか？
恰好いい・・・！と感じるのでしょうか？
受け取り方は、人それぞれ千差万別ですね。
では、何の為に独立するのでしょうか？
最近、私はここに“意図”を持つことが大事であると考えています。
「儲けたいから！」
「上司や親など周囲の人との折り合いが悪いから」
「起業した人の話を聞いたら、自分でもやれそうだと思った」
「予想以上に自分の仕事が評価された」
確かに！
納得します。
それもいいです！
でも、それだけでいつまでも経営がうまくいくほど、世の中甘くないのも事実です。
そこで大事になってくるのが「何の為に」なのです。
経営の意図
経営の目的と言うこともあります。
ランチェスター戦略視点
私がマーケティングを学んだ「ランチェスター弱者必勝の戦略」では、
「目的」・「目標」・「戦略」・「戦術」の前に、大事な事があると教えて頂きました。
それは・・・
経営者の「願望・情熱」です。
経営の成功の５３％はこの「願望・情熱」が明確になっているかどうか！！です♪
自身も独立して間もなく１年が経とうとしていますが、この間、何度となくこの言葉と共に時間を過ごしました。今も共に居ます。
私個人の体験からの考察
今、私はコーチングと言うサービスを提供しています。
コーチングの１つの前提（考え方）として「答えは全てその人の中にある」があります。
なので、経営者の方々とのコーチングではこちらから「こうしたらどうですか？」とか「これをやって下さい」と言うことは基本言いません。
しかし、最近、私はどんなコーチングをしているのか？
それは、時に一緒になってアイデアを考えたり、これまでの会社生活や営業経験を踏まえ、うまくいった体験や知り合ったたくさんの社長さん方の経営談などをお伝えしたりしています。
とても前出の「答えは全てその人の中にある」と言う前提に立った関わり方ではありません。
他のコーチの方々から見ると「そんなの邪道だし、コーチングじゃないやん！」と罵声を浴びそうです。
確かに。
では、何故私はこのようなスタンスで今居るのか？
それは、「何のために？」に通じるのですが、私は「今、自分の目の前にいる経営者が本当にどんな風になりたいのか？会社をどうしたいのか？社員さんとどうなりたいのか？」ただそこにだけ好奇心を当てて、目の前の社長さんの気付きや発見につながることであれば私はアイデア出しもするし、クチャクチャになってでも一緒に考え抜こうと決めたんです。
そして、その社長が「それいいっ！！」「これでいく！！」と何か気付きや発見を得てその時間を豊かに過ごし、決断されて、後日「この間の件、うまく行った、ありがとう！」って言われることが本当に嬉しくて仕方がないのです。
ただ自社の経営が“いい風”になることに、私や私とのコーチングの時間を使って頂けることに大きな大きな喜びを感じるのです。
そして、後日、「この間のあの件、行動してみた結果うまく行って・・・」と聞くことが本当に嬉しくて仕方がないのです。
こういう関わりをすることには、初め躊躇もし、悩みもしたのですが、今はこのスタイルを貫いています♪
願望・情熱について深めるポイント！
「願望・情熱」を考える時、自分が幸せかどうかを考えることは大事な事ですが、それと同時に、「相手（人）」や地域や国などの社会や世の中にどんなお役に立つのか？を考えることもとても大事なことではないかと感じます。
お役立ちの中身
そして、お役立ちは２つ。
自身や自社を通じて、相手や社会の
①悩みを解決する
②叶えたいことを叶える
独立、起業することには大賛成です。
誰にでもあるチャンスなようで、そうでもありません。
ならば、「何のために？！」独立するのか？
「どんな世の中になって欲しいのか？」
「誰に幸せになって欲しいのか？」
そんなことに意図を持つこと。
または、意図を持って経営にあたることはとても大事なことですね。
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