経営者の元氣取戻し時間


経営者の元氣取戻し時間

皆さん、こんにちは。
事業後継者&20~40代若手中小企業経営者を応援する、株式会社SANNET・
戦略コーチ 香西(こうざい) 拓也です。

インフルエンザ!めっちゃ流行ってますね。
私ごとですが、我が家も先週まで立て続けに2人かかってしまい、隔離状態で第3の被害が発症しないようにあれこれ手を打って、状態としては峠を越したようですが、まだまだ油断出来ませんね♪
皆さまも、この時期楽しいイベントが盛りだくさんですから、是非ご自愛ください。

さて、前回は経営者の皆さんが自らの経営に対する願望・情熱・熱意から生まれる、事業意欲を熱心に社内に語り続けることが「お客様づくり」の土台として大事ですと言うお話しを書かせて頂きました。そして、その為に、まず日々、ご自身の状態を保つために「元氣取戻し時間」を持たれることがいいです。というお話しをしました。
(前回のブログ記事はこちらからどうぞ・・・)
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http://sannet.me/2016/12/13/keiei20161213/

では、具体的にどれくらいの時間やどのような内容にすればよいのか?
「仕組みづくり」と言い換えられます。

今回はそのあたりを考えていってみたいと思います。

前回も書かせて頂きましたが、ほんとに世の中は不景気な話や悲観的な話しで満ちていますし、その情報が自分に直接的に関係のないものであっても、弱気になるきっかけにもなってしまう情報が散乱しています。

また、体調も好不調の波があります。バイオリズムと言いますね。
これは、一定の周期で訪れます。
更に、様々な外的環境の変化(家族内のもめ事や問題、人間関係など)にも気持ちはすごく影響を受け、気力に影響を与えます。

ネガティブになるための状況には事欠かないですね。

経営者と言えども「人の子」です。情もありますし、気分・体調で流されてしまうことだってあります。
なので、日頃から身の回りに仕掛けを作っておくと気分が落ち込んでも早く脱することが
出来ます。
経営者の皆さんが本来の熱意や元氣を取り戻したり、維持したりするための仕掛けづくりには、投資が必要だと私は思っています。

投資と言っても、「お金」をただ無造作に投資するのでは、ありません。

ここでいう「投資」とは、”時間”です。
経営者である、あなたが熱意や元氣を取り戻し、維持するための「先行投資」の時間が必要なのではないかと考えます。

元氣取戻し時間!

では、一体どれくらいの時間を確保すればいいのでしょうか?
時間を確保すると一口に言ってみても、基準もないですし、結構難しいですよね。

なので、基準を考えてみました。
一日の労働時間を12.5Hとして、20日間実働したとします。
すると年間の総労働時間は、3000時間となります。

そして、これに対して「先行投資時間」の目安比率としては3~5%が目安としましょう。

仮に総活動時間の3%を”元気取戻し時間”に先行投資して、熱意や元氣を呼び覚ます時間にあてるとすると、実際どれくらいの時間になるのでしょうか?
 
3,000時間*0.03/12か月=7.5時間

1カ月にすると7.5時間!と言う事になります。
 
つまり、1カ月にして半日もしくは、一日程度は自分の熱意・気力回復のために先行投資をしても決して損ではないと言うことになります♪

次に、具体的な行動はどんな事が考えられるでしょうか?
真っ先に思い浮かぶのは、「セミナー」や「勉強会」への参加ですね。
当然あたり、はずれもあると思います。とは言え、知識や智慧の習得は将来の糧となりますし、もしかするとその場で一気に悩みが解消なんてこともあります。

そして、内容もさることながら、参加者とのコミュニケーションは視野を広げてくれますね。セミナーテーマが気になって参加したもの同士、どこかで通じ合い「同じ」があることでしょう。
と言うことからすると、「熱心な」方と定期的に交流を進んで行うと言うのも、元氣取戻しの為の効果的な方法であると思います。
自分の氣が落ちている時は誰か他の元氣をおすそ分け頂く、効果的に元氣回復となることでしょう。

また、ここからは、私の経験からお伝えさせて頂こうと思います。
2つあります。

1つ目は「コーチ」と付ける(=契約する)です

言い換えると、コーチングを定期的に受けることです。
私自身、コーチですが、ちゃんと「コーチ」を付けています。
定期的に世の中の全てを一旦シャットアウトして、自分自身の語る声・言葉に耳を傾け、更にコーチからフィードバックを受けると言うのは自分自身の「内整」にはもってこいだと感じています。
自分の語る声からは「気づき」があり、
コーチからのフィードバックには「発見」があります。
そして、それらを統合して今のご自身の状態から「行動」を起こすことの繰り返しは、自分を取戻すだけでなく、更に自分自身の「本質的」な変化へときっと結びついていくことでしょう。

2つ目は「掃除」です

既に実践されている方もおられると思います。
私は前職毎朝AM7:30には出社し、社内の「トイレ掃除」をやっていました。
夏の暑い日も、冬の寒い日も、黙々とトイレ掃除をしていました。
掃除の時間はとても多くのことを整える時間となりましたし、アイデアが湧き出たりする時間でした。
掃除が終わるころに社員の方々が出社されてきて彼らを出迎え、AM8:30の全社朝礼を迎えると言うサイクルでした。
噂話で、銀行さんの融資の際にまず見るのが「トイレ」だと聞いたことがありました。
真意の程は分かりませんし、私自身も始めたころは全く意識しなかったですが、3年くらい経ってくると自社以外の会社や公共施設・お店のトイレを使う機会が当たり前にあるのですが、便器の汚れ具合、手洗い場の洗い具合、匂いなど、どの程度「トイレ掃除」に手をかけているかが不思議と分かるようになってきました。
整ったトイレに入るとここは指導が行き届いているなぁ~とか思ったものです。
もしかするとそういうことの印象として、トイレ掃除が行き届いている会社=信頼が出来る会社のような構図が出来あがったのかもしれませんね。
余談が長くなりました。

きっとあなたなりの「内整」の方法ってきっとあると思います。

どの方法が正しくて、どの方法が間違っているではなく、自分自身が一番しっくりくる方法を探しながら、それを見つけてご自身なりの「元氣取戻し時間」として活用することが大切だと感じます。
要は、経営者であるあなた自身が自身の「元氣を取戻し」熱意・元氣に溢れて経営にあたる。その結果、我が社がお客様に選ばれる会社になる!そこが目的なのですから!!

「元氣取戻し時間」の仕組みづくりは、その第一歩です!

あなたは、どのような方法で「元氣を取戻す」仕組みを創りますか?
よいアイデアやこんなことやってますよと言うことがあれば、是非お聴かせ下さい♪

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